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バージョン: 1.0.4

SLAMの利用条件

このページでは、グラスのSLAMの利用条件について紹介します。

利用可能範囲

  • MiRZAを起動した位置を基準に直径10m範囲の空間でのご利用を推奨します。
    直径10m範囲を超えて利用した場合、MiRZAの自己位置推定が大きな誤差が発生する可能性があります。
ヒント
  • 直径10m範囲の空間を超えるユースケースの場合、AnchorやVPS(Visual Positioning System)などの機能を使用してください。

直径10m範囲の空間での使用

直径10m範囲を超えた空間での使用

推奨環境

MiRZAの6dof精度/自己位置推定精度を最大限発揮させる場合は、以下の点に注意してご利用ください。

1.コーナーやエッジなどの特徴点を数多く捉えて利用すること

2.特徴点が空間内に広く分布されていること

良い環境   (例) 空間内に物が多い、壁にポスターが張られている

悪い環境   (例) 真っ白な部屋、床や壁に光沢がある部屋、壁に特徴点が少ない部屋

3.特徴点が認識できる明るさ(100lux以上)が確保されていること

悪い環境   (例) 霧/煙による視界不良、明るさが不十分、明暗差が激しい

4.特徴点が動いていないこと

悪い環境   (例) 車の中、人混みの中、鏡がある部屋

5.特徴点が繰り返しパターン(同じ模様など)になっていないこと

悪い環境   (例) 同形状の繰り返し